荒尾新高梨が出ました

2010.10.06 Wednesday

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    新高梨いろいろ新高梨、大きいのは高い
    荒尾産の新高梨が出回りました。大きいですよ。おいしいですよ。秋の味覚。いかがですか。大きいほうが値段が高い。1箱7.5KGで、10玉が9800円。小さい(13玉入り)と同じ7.5kgでも少し安くなります。いかがですか。

    東京スカイツリーと東京タワーの夕焼け

    2010.10.06 Wednesday

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      東京タワー2東京夕日
      帰りに時間が有ったので、「貿易センタービル」の展望所に上りました。東京の夕焼け小焼けを見て、会議の内容は忘れて、満足してモノレールに乗りました。
       −終わりー

      テンチョーの東京出張

      2010.10.06 Wednesday

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        東京タワー店長が東京出張です。着いたらすぐ会議、夜まで会議、翌朝は早起きしてまた会議。翌日午後にやっと開放されました。少し遊ぼうと、ぎりぎり遅い飛行機を予約して遊びました。東京と言えば「東京タワー」しかし、東京スカイツリーが高さでいま追い越されました。

        Vol.37 秋のスーパー運動会

        2010.10.05 Tuesday

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          秋のスーパー運動会
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               作 荒木紀代子 画 やまだしんご

              お店のご案内は http://bigoak.jp/

          Vol.36 スーパーは情報戦〜ブームを追え

          2010.09.21 Tuesday

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            スーパーは情報戦
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            Vol.36 スーパーは情報戦〜ブームを追え


             食品売り場の一角に、
            よく人目を引くレイアウトで袋入りの寒天が山積みされている。
            煮溶かして型に入れ冷蔵庫で固め、冷たくて甘いゼリーを作るあの寒天である。

            これを、開店前で忙しいが、
            今日の各売り場を見ておこうと店内巡視中の鮮魚のチーフが見つけて足を止めた。
            「ん? 何やこれは。こげなもん、いーっぱい仕入れて。
            売れるわけなかろうもん」

             同じものを鮮魚部でも売っているが、今時の若い奥さん達は、
            美しく出来上がったゼリーが日配売場にもお菓子売場にも山ほど置かれているのに、
            わざわざ面倒な思いをして自分で作ろうという人は少ないらしく、
            ほとんど売れなくて、月に4、5袋も売れれば良いほうという程度なのである。

             「ちーっと馬鹿ばい」とチーフは、
            食品売り場を取り仕切っているマネージャーの顔を思い浮かべながら笑った。
             だが、自分の売場へ帰ってからも、その事がどうも気にかかる。
            寒天みたいなものが、あんなにたくさん山積みされるなんて、かってなかった事だ。

            「もしかして」と、刺身を切る手を止めてチーフは考えた。
            「マネージャーに何か考えのあるとかも知れん。
            あの男はのんびりした顔ばしとるばってん、結構曲者じゃけんな」
             そこで、多忙ではあったが部員に後を頼んで売場へと出かけた。
            マネージャーを捕まえて聞いてみると、
            「テレビで寒天ダイエットちゅうとばやりおった。テレビの影響力はすごかろうが。
            こら売れるばいと思うて在庫ばありったけ出したったい。
            勿論、すぐメーカーに電話して次ばどっさり註文しといた」と、得意げに言う。
            「見とってん。絶対売れるけん」
                   ◇  ◇  ◇
            開店するとマネージャーの予想通り、
            次から次へとやって来る奥さん達が言い合わせた様に寒天を籠に入れて行く。
            みるみるうちに寒天の山が小さくなっていくのを見てチーフは焦りまくった。

            「しまったなあ。そげなテレビ番組、見とらんかったもんな。
            よし、今からでも間に合わんことはなかろう」と、
            鮮魚部へ走って帰り、電話に飛び付いて註文しようとしたが時すでに遅し。
            「売り切れです」と、冷たい返事である。
            「ふん。メーカーはお前んとこばかりじゃないとぜ」と、
            目を吊り上げて次の業者のダイヤルを回す。

            普段、めったに取引のない業者だろうが、取引をしたことのない業者だろうが、
            電話をかけまくり、頭を下げまくって何とか十ケース程の商品をゲットした。

             商品の到着を待ちかねて売場に並べると、売れる、売れる。
            これまで月に五個くらいしか売れなかったものが日に十個から二十個も売れるのだ。
            つまり、百倍近い売れ行きなのである。

             危なかった、知らずにいたら商機を逃すところだった。
            あの時、寒天の山に目を止め、なおかつその理由を追求した俺は、
            なかなかどうして優秀な商売人じゃないかと自画自賛し、
            ほいほいと追加注文を続けていたら・・・・・・・・
                   ◇  ◇  ◇
             きのう積み上げた寒天の山が、ほとんど形を変えずに残っている。
            次の日になってもあんまり減っていない。

            「な、何で? どうしてこげん残っとると。あげん売れよったとに」
             そう、ブームが一段落したのだ。

            テレビ報道によって起こるブームは、
            火がつくのも早いかわりに終わるのも早いのである。
            テレビを見て「あ、良さそう。やってみよう」と思う主婦たちは、
            一、二度は試して見るけれども、続ける人は少ないのだ。

            過去に、やはりテレビ番組でレモンの絞り汁を使った料理を見た人が
            次々とレモン絞りを買いに来るので、どっさり仕入れた途端に
            ブームが終わって売れなくなったという苦い経験もある。
            「ど、どうしよう。
            こげー残ってしもうたら賞味期限内に売ってしまうことは難しいかも知れん。
            こら、えらい事になったばい」
                   ◇  ◇  ◇
             頭を抱えている所へ店長が通りかかった。
            「おや、どうした。顔色が悪かごたるね」
            「あ、店長。どしたら良かでしょうか。これこれこういう訳なんですが」
            「はっはっは。ブームちゅうもんは終わるけんブームたい。
            スーパーは情報戦じゃけんね。情報網ば張り巡らせて、
            アンテナば何本も立てて、情報ばキャッチせにゃならん。
            ブレイクする時と終わる時を的確に掴まにゃならん。
            今回は良か勉強ばしたね。残った寒天はボチボチ売れば良か。
            この次何かのブームが起こったら今度はうまいことやれよ」
             笑いながら店長は寒天ブームと共に去って行ったのだった。

                   
            作 荒木紀代子 画 やまだしんご

            〔庶民が創る ふだん着の 《《投稿専門誌》》 アルファ企画 Vol.45 より転載〕


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